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同郷の浜田省吾、ジャクソン・ブラウン、スプリングスティーン、山下達郎を愛するアメリカン・ポップ・ロック・ファン。ラーメンとお好み焼がソウルフードの60年代生れの永遠のロック少年?です。


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ジェイムス・テイラー"Covers"

james-taylor-covers.jpg
通常盤とEXPAND EDITIONとOTHER COVERS(ミニアルバム)がある。

ジェイムス・テイラーとキャロル・キングがジョイントコンサートを行い日本にも
来る予定である。
1970年代の初頭、シンガーソングライターブームの台風の目であった2人がここで
当時のステージを再現するとなれば観てみたい。

しかもバックはダニー・クーチ、リー・スクラー、ラス・カンケルだと!ザ・セクションの
メンバーの主要3人ではないか!レコーディングも当時と同じメンバーで最強のリズムセクション
と言われた人達。
同様にザ・セクションは70年代、ジャクソン・ブラウンのレコーディングやツアーにも参加していた。

とんでもない夢のような共演である。約40年前のメンツのままで再現できる事が素晴らしい。

さてジェイムス・テイラーである。今更ながら昨年リリースされた"COVERS"をやっと
入手して聴いてみた。
このアルバムはジェイムスのもう一つの魅力、自作ではなく他人の曲ばかり
歌ったものである。

以前にもマーヴィン・ゲイ、バディー・ホリー、ドリフターズ等の名カヴァーが
アルバムにあり、しかもシングルカットされチャート・ヒットを記録している。
私が初めて聴いたジェイムスのヒット曲”ハンディーマン”はカヴァーだった。
しかもTOP5入りまでした曲でいまも大好きな曲だ。

シンガーソングライターでありながら他人の曲を歌ってヒットするというパターンは
以外に多く、ジェイムスやキャロル・キング、ローラニーロ、ニルソン、ジャクソン・
ブラウンなど何百曲も自作があるのに不思議なものだ。

今回の"COVERS"は結果的に1年遅れで購入したのだが正解だった。
と言うのも、今年になって続編とも言うべき"OTHER COVERS"(ミニアルバム)
がリリースされ、更に"COVERS"に3曲プラスしたCDがリリースされたので
出揃ったところで2枚同時購入となった。

3曲プラスの曲はミニアルバムとダブるのだが、不思議な編集がなされている。
通常3曲プラスされる場合アルバムのラストに追加されるのだが、この場合、1曲目、
12曲目、15曲目につけ加えられている。
なんだとボーナストラックが1曲目だと!?普通ありえないよな。
要するに2回目の編集が完成盤とみなすべきなのか?

アルバムの中で一番気に入った曲はスピナーズのカヴァー”セイディ”である。
元々曲が好きなのであるがジェイムスはミディアムスローの曲で良さが発揮出来ると
思うのでコレあたりはうってつけ。
いくら曲が良いとはいえジム・ウェッブの傑作”ウィチタ・ラインマン”
はもう一分張りの印象。(知られているのはグレン・キャンベルの歌ったもの)

その他、ドリフターズやジョージ・ベンソンでヒットした”オン・ブロードウェイ”
(バリーマン&シンシア・ワイル作)やエディー・コクラン”サマー・タイム・ブルース”
トム・ウェイツ”シバー・ミー・ティンバース”エディー・フロイド”ノック・オン・ウッド”
バディー・ホリー”ノット・フェイド・アウェイ”レナード・コーエン”スザンヌ”など比較的
よく知られた曲を選んでいる。

ジェイムスの音楽スタイルは多岐にわたり、フォークソングからR&R、R&B、カントリー、
ジャズやブルースコードもよく使っている。クラシック畑ではヨーヨーマと何度も共演していたり。
それでも一発でジェイムスとわかる声とテンポやタイムは今やアメリカのシンガーの
中でもとても貴重な存在で国民的歌手としての地位を築いている。

LIVEのDVDなどたくさん出ている事からもそれは窺い知れるところ。
オーディエンスが映し出されるとそこに映る女性や夫婦が両手を合わせ、涙したり、
うっとりした表情でなごやかにジェイムスの歌やおしゃべりを楽しんでいる様子を観ると
「本国にはかなわない」と実感させられる。

ジェイムスにはアレックス、リヴィングストン、ケイト、息子のベンなど同じプロの
音楽家たちがいてみんな共通の声質や音楽性を持っている。
リヴィングストンはヒット曲もあり、人によってはジェイムスよりも好きなシンガー
だと言う人も多い。
私はどちらも好きで"Life Is Good"は本当に名盤である。
音楽ライターの北中正和氏は以前この兄弟の声の違いを「木綿と絹」
に例えた事がある、お見事!。
息子のベン・テイラーもジェイムスと同じ声なのには正直笑ってしまった。

ギタリスト&松たか子の旦那、佐橋佳幸氏はある本で好きなアルバムを5枚選ぶ時に、
「ルールに反してジェイムスのアルバム全部」と言っていた。特別な存在なのだと言う。

どれを聴いても同じだと思っているあなた、ついついBGMになって寝てしまう人(俺も)
もう一歩ふみ込んでジェイムスの真髄を探ってみてはいかがかな?!

彼の歌と上手なギターの音色には、はまると抜け出せない味わいがある。


PS/音楽的な話で言うと彼は中域の音が嫌いだそうだ、私はこれを知った時、
「なぁるほど~」と膝をたたいたのである。









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