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Mr.Moonlight

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同郷の浜田省吾、ジャクソン・ブラウン、スプリングスティーン、山下達郎を愛するアメリカン・ポップ・ロック・ファン。ラーメンとお好み焼がソウルフードの60年代生れの永遠のロック少年?です。


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浜田省吾"The Best Of Vol.3"聴いた。

sh of pos
店頭告知ポスター。
CD購入のプレゼントとは違うもの。

パネル展はよくわからなかったので今回は店頭を撮って来ました。
全国のCDショップはいかがでしょうか?

sh d dis
1.発売日10月6日、ディスプレイ。店は当時フォーク村があった裏の店。
ご本人もよく通っていたはずである。
公式HPにはパネル展とあるがそのようなものは無いようだ。

sh y dis
2.上とは違う店。ここは独自にPOPやPOSTERがありました。

sh y pos
3.両面カラー印刷。さすが業界一のお店か。

sh pop
4.こんなものまで創っている。ワロタ。

以上 店頭ディスプレイのご紹介でした。(笑)


実際は本日が発売日なのだがもう何日か経ったような感じだ。

お店にも2,3件行ってみたがそこそこの売り場つくりだったが
パネル展なんてやってないぞ?!

まあ、それはともかく今回は聴いた感想を。

1曲づつ書こうと思ったが新曲ではないので控えようと思う。
周知の事であるが今回はあくまでベストの第3弾である。

リミックス、リメイクそしてアディショナルレコーディング。
なにせ、日本のアーティストの場合ライナーノーツが無いので、
ファンが知りたいウラ話が解らない。
「今回どーだったこーだった」というような話。
とよく考えてみえば洋楽だってUS盤には何も書いて
ないので同じことか。

全体的には音のつくりがとてもタイトで重厚でロスのスタジオで
ミキシングした成果が出ているのだろう。
例えばスペクターっぽいサウンド、ELOのジェフ・リンの創る
サウンド。
どれに似ていると言うわけではないがこの10年位のアメリカ
のシンガーソングライターがよくやる感じかな。

日本人では出せないサウンドなのか?
レコーディングは日本で行ってもミキシングは英米でと
いうことが多い。

レコーディングの話は最新のファンクラブ会報と
次回配布分で特集されるので入会されてみるのもよし。
(ファンなら入会して損はないとおもいます。会費も
月割で400円弱。)

それでは各曲気がついたところをつらつらと書いてみようかな。
(結局やるんじゃねえか!)

オープニングタイトル曲の「僕と彼女と週末に」は12分あまりの大作
にリメイクされている。
元が8分くらいなので4分も長くなっている。
元は1982年というサウンドが一番ペラペラの頃なので
流石に全部録り直しか。
(以下元と書いてあるのはオリジナルリリースの音源の事)
アレンジがゴージャスになって芸術的な作品に仕上がっている。
ほば全曲、アレンジは星勝さんです。
この曲はメインソングであり、気合入れて現在の社会状況を考えて
リレコしたのだと思うけど。

セリフも元と少し違っている。問題の「魚」のクダリは同じである。
このセリフの内容の意味が解らない人や今回初めてこの曲を聴いた人は、
今のうち調べて理解しておこう。
(なんで「吐き気」がしたのか?「サンドイッチが傷んでいたのか?」ではないよ)
聴いただけで判る人は尊敬します。
当時はそこまでシリアスにとらえて無かったからね。

「裸の王様」「詩人の鐘」"THEME OF FATHER'S SON"に続いて
5曲目の"RISING SUN"は大好きな曲。
個人的な体験を一つ。
この曲の元はアルバム"FATHER'S SON"2曲目。
私はこのアルバムの発売日に車通勤をしていたので
カセットコピーして聴きながら車を走らせていた。
小さな渋滞で信号にかかり車は止まり風景を眺めていた。
目の前には広島の「原爆ドーム」が見えている。
そこでカセットテープの浜田省吾は歌い出した。
「焼け跡の灰の中から強く高く飛び立った」
私は全身が震え涙が一気に溢れ出した。

発売日この浜さんの新曲を聴く場所として
これほどの場所とタイミングはないと思った。
イントロのアコギのサウンドが原爆ドームの
バックの青い空に飛び散ったような気がした。
いつ聴いてもこの曲はその日の朝の情景が
フラッシュバックする。
今回のヴァージョンは元からあまり変化はないので
きょうもあの日を思い出した。
「原爆ドーム」を横目に見ながら。

続く"BLOOD LINE"はアルバムでは"FATHER'S SON"の
オープニングだった曲。
そう"RISING SON"と前後が入れ替わった形で今回は
収録されている。
ファンは当然、不思議な違和感を感じることだろうが
そこが狙い目か?
それにしても、聴きやすいポップロックサウンドからしたら
ハードロック路線を突き進む初っ端と言えるかも。
カッコイイ曲であると同時に初期の浜さんサウンドから
遠くなった感じがしたものである。
大メジャー路線突っ走り、年100本、観客動員数37万人
そんな時代に突入した頃の曲である。

「我が心のマリア」は演奏のみで歌なし。
星勝氏の浜さんインストアルバムの踏襲といったところ。

続いて"MY HOME TOWN"元のアレンジは"Ocean Beauty"から
続くイントロのシンセが特徴だった。
当時はジャーニーの人気が凄くてその影響もありだったが
今回はドラムがタイトでより力強いサウンドに仕上がっている。

アルバム「プロミスト・ランド」がリリースされる前に
シングルが先行でリリースされ、最初ラジオで聴いたときには
タイトルが「希望が丘ニュータウン」だった。
前にも書いたが予言的な歌で、その大部分が当たっている。
ある時代を築くような人にはそのような能力があるように思う。
手塚治虫の漫画と同じように未来を想像してそれが現実化するというような。

「東京」は浜さん初めてのアメリカでレコーディングした「ホームバウンド」
からのシングルカット。
かなり辛辣な歌詞で当時の社会を風刺した内容であるが、これも今の時代
の方がより近いと思う。
オケはほとんど変えておらずギターはTOTOのルカサー、キーボードは名手、
ニッキー・ホプキンスなので敬意を表しているのかも。
サウンドがその分、このCDの他の曲の重厚さに比べると軽いと言える。

「午前4時の物語」完全HIP HOPである。しかもアディショナルありなので
そうとうアグレッシヴなラップとノイズ、サウンド。
元は"Save Our Ship"に収められており、"ON THE ROAD"2001"で必ず演奏された。
この曲自体は凄くハイクオリティーだと思うが「浜さん、ラップは勘弁。」

「とらわれの貧しい心で」は今回一番古い曲。ファーストアルバム
ラストの曲でアコギ中心のフォークソング然とした名曲。
22才の浜田省吾がアパートの部屋で不安や孤独と闘いながら書いた
赤裸々な内容の歌である。
そんな姿を想像しながら私は未来から過去へ行き、本来、年上の浜さんを励ましに
行きたい。そんな気持ちにさせるメロディーや歌詞である。
「がんばれよ!お前には明日があるぞ!」ってね。
70年代迄の彼の歌やメロディーは何処を切り取っても広島の空や風景が
浮かんで来る。浜田省吾ほど歌声やメロディ、歌詞に広島の地元を感じさせて
くれる人はいない。

「A NEW STYLE WAR」はアルバム"J BOY"のオープニングの曲で
イントロのヘリのSEがいきなり緊張感を高めている。
ベトナム戦争の映画の場面が浮かんでくる。
コンサートでもオープニングでこれを歌っていたことはあるが
確か黒いコートを着てなんかダース・ベイダーのように感じたものだ。
元とそんなに変わった感じはしない。
もちろん音自体が全体に力強くなったのは言うまでもない。

「愛の世代の前に」これはヴォーカルもリレコでしょう。
声がやっぱり違うもんね。
でも今の少し太い声も初期のがむしゃらな声もどっちも大好きだけどね。
前にも書いたが「愛の世代の前に」の意味をちゃんと理解して聴かないと
内容がメタファーだらけで何のことやら?わからんになってしまいます。

「愛の世代」とは核がこの世から消滅した時の事。
だから現在はその前と言う事になり、「愛の世代の前の一瞬の光り」とは
原爆投下の時の光「ピカ(ドン)」の事。

こんな歌を30年前に創って今もその脅威から逃れられず、繰り返し
同じような事を言っている社会状況に対してもう一度、警笛を鳴らし
浜田省吾としてのメッセージを幅広い世代に届けたい、と思ったのではないか?
何枚位売れて、レンタルされ、ダウンロードされ、試聴で観聴きされるだろうか?
どのような形でもいいので多くの人に伝わる事を切に願う。

以前、学生時代から今日まで浜田省吾の片腕的存在の町支寛二氏が広島のH-FMで
インタヴュー受けて「浜田さんのどこが凄いと感じられますか?」の問にこう答えた。
「彼は自分の歌に責任を持っている。」と。
非常に抽象的な答えのようだが、40年来の友人として率直な感想だったとすれば
いろんな意味がそこには含まれているように思う。

今回のCDとDVDはそんな町支氏の言葉がフラッシュバックしてくる思いだ。
まだ、DVD観てないがセットで購入するのが良いのではないか?

CDのラストはインストでCDとしては初登場の曲。
浜さん最初のLIVE映像"FILMS"のエンドロールでかかっていたあの曲を
アレンジし直している。
元々はソニーの創設者、盛田氏の海外向けテーマソングとして書いたものらしい。

1曲ごとの本人の解説は次回会報に予定されているようなので
とても楽しみである。




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