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Mr.Moonlight

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同郷の浜田省吾、ジャクソン・ブラウン、スプリングスティーン、山下達郎を愛するアメリカン・ポップ・ロック・ファン。ラーメンとお好み焼がソウルフードの60年代生れの永遠のロック少年?です。


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ジャクソン・ブラウン”クライテリオン・デモ”考

jb criterion demo1
最初に出た方のジャケット。
ジャクソン若いなぁ。非公式物のジャケはテキトー。
あてにならないがこれは時期的に合っている?。


jb criterion demo2
たぶん後発、デジタルリマスターと説明には
書いてある。こちらの方はあまり見かけない。
こちらのジャケはデヴュー後で録音時期とは
無関係。


レコードコレクターズの増刊で
今年の5月に刊行された「シンガーソングライター」
を遅れ馳せながら買った。

一度掲載された各号のメイン記事を
テーマ別に集めて再編集したもの。
実際、本誌掲載分を全て持っている。
資料的要素の強い内容なので
さっと手に取れる状態なら良いのだが
何処にあるのかわからない事がほとんど
なのでこのように集大成されたものは
便利なので買った。

掲載されてから何年も経っているので
その後の情報も簡単ではあるがフォローされて
いるところも良い。

今回はその後の補足記事の中で気になった所があったので
取り上げてみたい。
それはジャクソン・ブラウンのデヴュー前の音源
”クライテリオン・デモ”について。
これは音楽出版社と契約して楽曲を売るために録音したもの。

ジャクソンには一番レアで有名な物に
やはり音楽出版社に残した”ニーナ・デモ”があるが
今回はこれとは違うもの。
”ニーナ”はちゃんとレコード盤で2枚組で100枚のみプレス
されて関係者に配布された。
”クライテリオン”はレコード盤が存在するのかはわからない。

ジャクソンは、なかなか他のアーティストに比べると
未発音源の発掘が出来ておらずファンもヤキモキして
いるのが現状だ。(当然コアなマニアレベルの話だが)
その手の音源はジャクソンの場合、正規でリリースされた事が
今まで一度もない。。
(この度リリースされるディランのブートレグシリーズVol.9
はまさにそのような出版社向けのものである。)

”クライテリオン・デモ”はその本の記述によると
1970年4月6日にレコーディングされたようである。

この音源は過去にブートで流出しており、
私は2種類のCDを所有している。
2種類の違いは音色とジャケとボートラが違っていた。

最初に”クライテリオン”の音源があり、さらにCDが出ていると聞いた時は
とても興奮してCD入手しようとしたが、見つからない。
知人と共同で探したがとても苦労したものだった。
なんとか手に入れて初めて聴いた時は禁断の実を口にしたような
ストレンジな感覚だった事を憶えている。
例えば”ジャマイカ・セイ・ユー・ウィル”がギター1本で歌われる。
歌詞も違っている。全17曲の曲、全てが未発表テイクなわけだから
本当に驚いた。ここでしか聴けない曲も多く収録。
しかし話はこれで終わらないのが悩ましい問題なのである。

更にマニアックな話だがCDに収録されたのは17曲で実際は22曲
存在すると言う話。
収録されなかった5曲が幻ということになるがここ1~2年でその
楽曲も確認されたということである。
はたしてその5曲の音源は発見されたのかはわからない。
世界中のジャクソンファンから認知されているファンサイトが
ラスパリス氏のサイトだがそこにはその22曲が下記の通り
掲載されている。

Unreleased "Criterion Music Demos"
Recorded April 6, 1970 in Hollywood

Last Time I Was Home
Jamaica Say You Will
Song for Adam
Doctor My Eyes
Low Road
Door into the Morning
Another Place
The Birds of St. Marks
Mae Jean Goes to Hollywood
Gone to Sorrow
Hot Like Today
A Child in These Hills
The Top
My Opening Farewell
The Times You've Come
From Silverlake
There Came a Question

ここまで17曲がCDに収録されていた。
そして問題の残り5曲が以下の通り。

Some Kind Of Friend
Have I Seen Her?
Colors of The Sun
Dancing Sam
Taking So Long

まあいくらジャクソンファンでも17曲だろうが
22曲だろうがどうでもいい人もいるだろうから、
ご興味ある方のみの話なのでオネガイシマス。
(何をオネガイなのかね?)

気をとりなおして、引き続きまいります。
17曲は今でもCDが入手出来ると仮定すると
そんなに聴くことは困難ではない。
デモ録音としても音質も良く、聴きやすい。

曲も上記の通りファンなら「寝てたおっさん思わず
ガバッと起き上がる」くらいの内容である。
後に自身のアルバムに収められる曲も8曲を数える。
それを聴き比べるだけでも興味深いものだろう。
22歳のデヴュー少し前の瑞々しい歌声は
SSWファンは聴いておいて欲しいと思う。

歌の良さも”ニーナデモ”の頃とは比べものにならない
くらい成長著しい。
たった3年間でこんなに変わるものなのかと。

しつこいがあと残り5曲について
私的に曲名を見て判ることを記してみると。

1.Some Kind Of Friend
2.Have I Seen Her?
3.Colors of The Sun
4.Dancing Sam
5.Taking So Long

この5曲は未聴なので裏をとった話でないことを
先にお断りしておく。

1.2.4.は今までにジャクソン自身のアルバムや
他のアーティストにカヴァーされたという資料は
持っていない。
ここだけの音源ということになろうか?
3.は言うまでもなくジャクソンの2枚目のアルバムに
収録されているのでファンはおなじみ。
もちろんこのデモとアルバムのテイクは全く違うものと
考える。(アルバムの方はその時のセッションで録音)

5.はキャシー・スミス(アシッドフォークの女性シンガー)
の2枚目のアルバムで取り上げられている。
キャシーがジャクソン自身からもらったものか、このデモを
聴いて取り上げたものかは判らない。
ジャクソンの親友パメラ・ポーランド(ジェントルソウル)
からメールで直接聞いた話しではやはりキャシーとパメラは
友人同士だったらしいので直接かもしくはパメラがジャクソン
の曲を紹介したか・・など憶測の域はでないので、これは
あくまでも参考程度に。
最近、アシッドフォークのコンピCDにキャシーのこの曲が収録
されている。

今回の一番のネタはこれかも知れない。
1.Some Kind of Friend"である。
この曲は少しネタを持っているので
ご紹介しようと思う。

とここまでとても長くなってしまったのでこの
"Some Kind of Friend"を軸にもうひとつの謎について
考えてみたい。

これは次回の話に続きます。


PS/これらのデータで「お前違っているぞ」
と感じられた方はご一報頂けたら幸いです。
多少の資料等で確認して個人的感想と憶測で
書いておりますことをご理解ください。






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